ubuntuでrails環境構築~ubuntu9.10改訂版~
去年4月に書いたubuntuでrails環境構築は、予想外の反響を頂き、いまだにこのブログのアクセスする人の2割がこの記事目当てにきているみたいです。
しかし、この記事を書いてから9ヶ月たちubuntuのバージョンも2つ上がって、最新のubuntuではパッケージがなくなったりしてうまくいかないところがちらほら出てきたので、改めてubuntu9.10用に書き直してみました。
今回も基本的にパッケージからインストールするようにして、さくっと開発環境を作る方向で書いています。
今回の検証環境
ubuntu9.10(server版)
windowsXP上のVMWareで動作
今回インストールしたもの(主なもの)
- paco 2.0.7
- ruby 1.8.7
- rubygems 1.3.5
- rails 2.3.5
- SQLite 3.6.16
- MySQL 5.1.37
- PostgreSQL 8.4.2
- vim 7.2.245
下準備
make, g++ のインストール
インストールしたばかりのubuntuにはmakeもg++もないので真っ先にインストール
sudo apt-get install build-essential
pacoのインストール
ソースからインストールしたソフトをパッケージ管理してくれるありがたいソフト!
今回はソースからインストールしたものはgemだけだが、後々のことを考えて先にインストールしておく。
wget http://downloads.sourceforge.net/paco/paco-2.0.7.tar.gz tar zxvf paco-2.0.7.tar.gz cd paco-2.0.7 ./configure --disable-gpaco make sudo make install
使用例
インストール時にpacoをかませるとパッケージ管理してくれる。
sudo paco -D make install
-Dオプションでディレクトリ名がパッケージ名になる
-pオプションで自分の指定した名前でパッケージ名を登録することが可能
pacoに登録してあるパッケージの確認は↓
paco -aアンインストールするときは下の1行をたたけばOK
sudo paco -r (削除するパッケージ名)
ruby1.8.7のインストール
今まで、rubyをインストールする時に必要な関連パッケージの指定が煩わしかったが、ubuntu9.10になってruby-fullというパッケージがでて、これ1つで基本的に必要なものはインストールされるようになった。
sudo apt-get install ruby-full
ruby-fullでインストールすると、以下のパッケージがインストールされるようになる。
defoma emacs emacs22-bin-common emacs22-common emacs22-gtk emacsen-common fontconfig fontconfig-config hicolor-icon-theme irb irb1.8 libasound2 libatk1.0-0 libatk1.0-data libavahi-client3 libavahi-common-data libavahi-common3 libcairo2 libcups2 libdatrie1 libdbm-ruby libdbm-ruby1.8 libdirectfb-1.2-0 libdrm-intel1 libdrm-radeon1 libdrm2 libfontconfig1 libfontenc1 libgdbm-ruby libgdbm-ruby1.8 libgif4 libgl1-mesa-dri libgl1-mesa-glx libgtk2.0-0 libgtk2.0-bin libgtk2.0-common libice6 libjasper1 libjpeg62 libopenssl-ruby libopenssl-ruby1.8 libpango1.0-0 libpango1.0-common libpixman-1-0 libpng12-0 libreadline-ruby libreadline-ruby1.8 libruby1.8 libsm6 libsysfs2 libtcltk-ruby libtcltk-ruby1.8 libthai-data libthai0 libtiff4 libts-0.0-0 libxaw7 libxcb-render-util0 libxcb-render0 libxcomposite1 libxcursor1 libxdamage1 libxfixes3 libxfont1 libxft2 libxi6 libxinerama1 libxmu6 libxpm4 libxrandr2 libxrender1 libxt6 libxtst6 libxv1 libxxf86dga1 libxxf86vm1 rdoc rdoc1.8 ri ri1.8 ruby ruby-elisp ruby-full ruby1.8 ruby1.8-dev ruby1.8-elisp tcl8.4 tk8.4 tsconf ttf-dejavu ttf-dejavu-core ttf-dejavu-extra x-ttcidfont-conf x11-utils xbitmaps xfonts-encodings xfonts-utils xterm
自分はemacs使いじゃないし、勝手に入るのは困るという人は今までどおり、1つ1つ必要なパッケージをしていく方法でもOK。基本的に以下のパッケージがあればrails開発は十分
sudo apt-get install irb libopenssl-ruby libreadline-ruby libruby rdoc ri ruby ruby1.8-dev
rubygemsのインストール
rubyのパッケージ管理ソフト。railsのインストールなどに使用。
2010/1/16現在、ソースから入れても、パッケージから入れてもともに最新1.3.5がインストールされるが、バージョンが上がったりした時に素早く対応しておきたいので、rubygemsついてはソースから入れることにする。
※ものによっては最新のrubygemsを要求するものがあるため
wget http://rubyforge.org/frs/download.php/60718/rubygems-1.3.5.tgz tar zxvf rubygems-1.3.5 cd rubygems-1.3.5 sudo paco -D ruby setup.rb
railsのインストール
gemでインストール。特にバージョンを指定しない場合、最新のものが入る。
(2010/1/16に現在 2.3.5)
sudo gem install rails
バージョンをしてする場合は、-vオプションを使う。他のgemsで入れるパッケージについても同様
sudo gem install rails -v=バージョン
SQLite3でrails
2系からrailsデフォルトになったDB。
sudo apt-get install sqlite3 libsqlite3-dev sudo gem install sqlite3-ruby
MySQLでrails
sudo apt-get install mysql-server libmysqlclient16-dev sudo gem install mysql
※ubuntu9.10ではインストール時にmysqlのrootのパスワードを設定するようになった。
postgresでrails
sudo apt-get install postgresql-8.4 postgresql-server-dev-8.4 sudo gem install pg
Postgresでの注意点
インストール直後はpostgresユーザでしかコンソールにログインできない。
postgresのUNIXソケットのデフォルトの設定でそうなっている。
ポリシーとか、セキュリティを気にしないなら、
/etc/postgresql/8.4/main/pg_hba.confを以下のように編集
81 82 | # Database administrative login by UNIX sockets local all all trust |
変更後、postgresの再起動を忘れずに
sudo /etc/init.d/postgres restart
vimでrails開発しやすくする
デフォルトで入っているvimではrubyのオムニ補完ができないなど貧弱なので、
rubyに対応したvimをインストールする
sudo apt-get install vim-nox sudo gem install vim-ruby vim-ruby-install.rb
railsをやるならrails.vimは必ず入れた方がいいです。
こまかいvimの設定やプラグインについてはナレッジエースのVimを使ったRuby On Rails開発環境の構築などを参考にするといいです。
ubuntu9.10でパッケージからvimを入れるときの注意
ubuntu9.10になって、vimのパッケージまわりがちらほら変わっているので要注意。
vim-fullがなくなり、その関係でvim-railsが使えなくなったりしています。
他のサイトでvimの環境構築や設定を調べる場合は注意したほうがいいです。
ここまでくれば、最低限のrails開発環境は整うはずです。
ここから先は、自分の開発スタイルなどに合わせて、適宜必要なもの追加したり、設定したりしてください。